いつテレビで見ても、明るく大口を開けて豪快に笑う姿に元気をもらえる芸人のいとうあさこさん。
実は超エリート一家育ちでお嬢様なのだそうです!
19歳で家出をしたそうですが、その理由とはなんだったのでしょうか?
なぜ芸人になったのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
いとうあさこのお嬢様エピソード3選

いとうあさこさんはご自身のお嬢様エピソードをいろいろな番組で話しておられます。
エピソード1:名門女子校の雙葉学園出身

いとうあさこさんは小学校から高校まで名門:雙葉(ふたば)学園に通っていました。
雙葉学園といえば、東京の桜蔭、女子学院とともに私立女子校の「女子御三家」と呼ばれる、高い評価(偏差値は約65)と人気を誇る学校です。

皇室の方々をはじめ多くの分野で活躍する芸能人や著名人を輩出している名門校。
卒業生は以下の方々がいらっしゃいます。
- 上皇后 美智子様(雙葉小学校出身)
- 皇后 雅子様(田園調布雙葉小学校・中学校・高等学校出身)
- 俳優のかたせ梨乃さん(雙葉小学校出身)
- フリーアナウンサー長野智子さん(田園調布雙葉中学校・高等学校出身)
- フリーアナウンサー高橋真麻さん(雙葉中学校・高等学校)
いとうあさこさんご本人によると校風は「すごく自由」だったそうですが、「逆に子どもたちに対する信頼という圧はあった」とのこと。
校風は「すごく自由」だったそうだが、「逆に、子どもたちに対する信頼という圧はあった」という。いとうは、「だって、卒業生を見てもかたせ梨乃さん、わたくし、高橋真麻って、もう個性でしょ」と説明。「全部が違う道をそれぞれ行くけど、3人とかで番組すると、何かが合うんですよね」と述べた。
引用:ENCOUNT
いとうあさこさんがご自身のことを「わたくし」と言うのもこのお嬢様学校で身に着けたことなのかもしれません。

いとうあさこさんが体を張ったお笑いをしても、豪快に泣いたり笑ったりしても、下品に見えないのは、こうしたお嬢様学校で育った品の良さがあるからかもしれないですね。
エピソード2:家族はエリート一家


いとうあさこさんはご本人だけでなく、ご家族も高学歴とのこと。
父方の祖父:伊藤啓介さん、父:伊藤新造さん、兄:伊藤杉男さんはそろって東京大学出身。
祖父、父は大手銀行で活躍した実業家であり、兄は証券マンなのだそう。
NHK「ファミリーヒストリー」に出演した際、母方の曽祖父が発明家であることも明かされています。



父方の高学歴の遺伝子と、母方のアイデアの遺伝子、どちらも受け継いでいるいとうあさこさんは最強ですね!
エピソード3:祖父宅が豪邸
いとうあさこさんは「(母方の)祖父の家がめちゃくちゃ大きかった」と話していて、プールやビリヤード小屋があったそうです。
祖父はスチール家具の製造販売で成功を収めた方なのだとか。
祖父が庭になってるブドウをプールに投げ、それをあさこさんが潜って取りに行くと「じいちゃんに褒められるから、褒められたくてめちゃくちゃ潜ってたらすごい潜水上手になった」とのこと。
そのおかげで『あまちゃん』ブームの時、死ぬほど潜水の仕事が入ったそうです(笑)
祖父の邸宅にはプールが設置されており「みんなで遊んで。祖父がブドウとか投げるんです、その辺になってる」と回想。「それを取ってきてウワッてやると(差し出すと)じいちゃんに褒められるから。褒められたくて、めちゃくちゃ潜ってたらすごい潜水上手になって」と語った。潜水がうまくなったことにより「おかげで『あまちゃん』ブームの時、死ぬほど潜水の仕事が来た」と笑っていた。
引用:日刊スポーツ



小さい頃のお祖父様との思い出や経験が、今のお仕事につながってるなんて、素敵なエピソード!
もしかしたらこの頃から「人を喜ばせること」が好きだったのかもしれませんね。
いとうあさこは19歳で家出
いとうあさこさんは大学には進学せず、19歳で家出をしました。
シンガーソングライターの尾崎豊さんの影響があったと話しており、「大学行って就職して結婚して子ども生んで……が普通だと思ってたのに、大人の敷いたレールを走るってなんだろう?」と思ってしまったのだとか。
その時はまだお笑いの道に進むとも思っておらず、ただ家を出るのが目的だったようです。
当時について、いとうは「尾崎豊さんに激ハマリしてた」と説明。「歌を聴いた時にびっくりしちゃって。大学行って就職して結婚して子ども生んで……が普通だと思ってたのに、大人の敷いたレールを走るってなんだろう……みたいな。自由ってなんだろう。そう思ったら、本当にいろんなことを知らないなぁと思った。
引用:ENCOUNT
高校卒業後、「図書館に行ってきます」と行って家を出たのだそう。



この時期は誰もが将来のことなどを漠然と不安に思う時ではありますが、名門校出身なのに育ったエリート一家から飛び出すなんて、よほどパワーがありますよね!
家出してからは、家の保証人が親じゃないからと変な物件をつかまされたり、バイトを掛け持ちしてお付き合いをしていた男性の借金を返済したり、とても苦労が多かったようです。
いとうは「保証人が親じゃないって、こんな大変なんだって思いました。悪徳不動産をつかまされた」と苦笑いを浮かべた。
引用:スポニチ



幼少期にお嬢様として大事に育てられた経験と、家出してから数々の試練を乗り越えてきた経験でここまで人間味のある芸人さんに成長されたのでしょう。
いとうあさこが芸人になった理由


小さい頃から芸能界に憧れていたという、いとうあさこさん。
最初は漠然と「伊東四朗さんやいかりや長介さんのような、悲劇と喜劇の両方をこなせる役者さんってすごい」という思いだけだったそうです。
喜劇をやりたかったいとうあさこさんがバラエティ番組のオーディションに行った時、知らない芸人さんが100組くらいいて、そんな簡単に売れるわけじゃないと思い知らされたとか。
「大好きなお二人が悲劇を演じても素晴らしいのはお笑いの世界で頂点に上り詰めたから」ということに気づいた時、「それならちょっとこの世界を突き詰めてみようかな」と思ったのだそうです。
バラエティー番組の「ボキャブラ天国」(フジテレビ系)が大人気で、「ネタ見せ」と呼ばれるオーディションがあったので、参加してみたら、知らない芸人さんが100組ぐらいいて、そんな簡単に売れるわけじゃないんだと1日目にして理解しましたね(笑)。大好きなお二人は、お笑いの世界で頂点に上り詰めたから、悲劇を演じても素晴らしいんだ、それなら、ちょっとこの世界を突き詰めてみようかなと考えたのです。
引用:読売新聞オンライン



尊敬する人、好きなこと、それに向かうにはどうしたらいいか、など順を追って考えた末に今のいとうあさこさんがいる。それって本当に凄いことですよね。
親目線で考えると、家出されて心配でたまらなかったでしょうけれど、子どもが好きなことをやり続けて仕事にできた時点でご両親は子育て大成功ですね!!!
まとめ
いとうあさこさんがお嬢様育ちなのに家出をし、芸人になったエピソードをまとめてみました。
- 小・中・高と私立女子校の名門:雙葉(ふたば)学園に通っていた。
- 家族には東大卒のエリートが多い。
- 祖父宅は豪邸で、プールやビリヤード小屋があった。
- 19歳で尾崎豊に影響されて家出。
- バイトを掛け持ちし、彼氏の借金を返済した過去有り。
- 喜劇役者を目指し、まずは芸人を突き詰めることにした。
50代になり、加齢に伴う体調不良などもオモシロおかしく自虐ネタとして話されてますが、ますますおおらかで元気いっぱいに見えるいとうあさこさん。
そんないとうあさこさんの本来の夢は『喜劇も悲劇もできる役者さんになること』だそう。
劇団に所属し、役者さんとしても活動されているようなので、今後の役者としての活躍にも注目したいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました☆







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